「寄生獣」をみて考える「人間」の定義

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映画にもなっている作品ですが、「寄生獣」という作品をご存知でしょうか。
原作は漫画になり、30年ほど前から連載が始まり、20年ほど前に連載が終了した作品になります。

こういった人ならざる者の話は、結構いつの時代も愛される話というか、結構話が分かりやすいので人気が出る傾向にあると思います。
数年前には実写映画化もされた作品になりますが、」ってなんだろう?そんなになんか偉いのか?って思える作品なのですよ。

※ネタばれ要素を含みますのでこれから見る方・読む方はご注意を

ここで戻られる方は こちらから

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見終わって

私は結構この手の話というか、グロい要素が含まれている内容の漫画や映画が好きな方なので、特に何も思わないのですが、全編通してそこそこグロい要素が多いように思います。

何せ「人間」を「食べる」んですからね。

実写映画化もされ、原作の連載も2018年に終了した「東京喰種」という作品でも、「」が捕食される側でした。

こちらの作品についてはまた別に触れたいと思いますが、同じ点をあげるとするなら、その部分になります。

内容や考え方などについては、似ている部分もあるかもしれませんが、基本的に違いますね。

寄生獣」の場合人間は完全に「捕食」される側です。抵抗するすべは(魔法のような劇的な抵抗手段など)はありません。

実写映画の場合、開始数分程度の地点でパクっと食べられてしまうシーンになりますので、本当にその手の映画が苦手な人は見ない方が良いでしょう

どんな話であるか知りたいといった場合には、原作の方が動画ではないですし、漫画なのでライトであると思われます。

ではでは内容に触れつつ見た感想などを書いていきます。

内容・感想

内容にふれつつ私の個人的な考えなどの感想を書いていきたいと思います。

キャラクターや人物の相関図などそういったものや、詳しいストーリーなどについては、それだけでも膨大な量になってしまうことが考えられますし、

それであれば他のまとめサイトや某検索サイトなどをご覧になった方が参考になるかと思います。

あくまでもここでは私個人の考えをかいているとお考え下さい。

この作品は「」ならざる者であるから故の哲学というか、「」をどういう視点で考えていくか、といった部分が豊富に盛り込まれている作品だと思います。

考えれば考えるほどに深く、こちらも考えさせられる部分がたくさんあります。

」はそんなに偉いのか?傲慢なのではないか?「」を食料として何がいけないのか?「」だからいけないのか。

主人公が最初の頃には「人の命は尊いんだぞ!」と自分の寄生生物であるミギーに対して発言します。段々とその考えには変化が生まれてくることになるのですが、それに対してミギーは「で?」っという感じの反応を返すんです。

人間だって牛や豚を食べるだろう?たくさんの命を食べるだろう?それに比べたら僕らは「人間」だけを捕食する。何がいけないのか?」といった風な返答をするのです。

確かに考えてみるとそうですよね。何がいけないんでしょうか?でも確かにいけないというか、それは恐ろしいことなんですよね?「人が捕食」されるということは「」の中では殺人であり大罪なのです。

でもそれはあくまでも人の中の倫理観というか、感覚であってすべての生物を含めて考えてみるとどうでしょう。

」はなんて傲慢なんでしょうかね。感情を持っている生物・高等な生物だなんて、誰が決めたんでしょう。「」ですよね。

動物の番組などをみていると、人間に近いような行動をとる動物に対して「まるで人間みたい。賢いね」などといったりしますが、それこそ傲慢です。

なんだ?何がだ?人っぽいところの何が「賢く」て「偉い」のだろう?

考えれば考えるほどにわかりませんね。これは本当に難しい問題ですし、考え方にも個人差がある話ですが、それでも考え出すとどうしようもないほどにどうしようもない。

キリのない話です。

次に主要人物の一人である田宮 良子(田村 玲子)の言葉ですが「母親とは、不可解な存在だな。」というセリフがあります。

この人物はいろいろ事情というかがあり、寄生生物でありながらにして人間の子供を妊娠・出産するに至ります。

最初は「実験である」と寄生生物の特徴ともいえるドライな考えで妊娠に至っているのですが、出産をして自分の子供に触れていくにつれて、大きな変化をしていく人物になります。

主人公の母親・この田宮 良子という人物。どちらも母親です。私はどちらかというと原作をまだまだ読み込んでいないので、原作について映画と違う部分があるかもしれませんが、映画では奥さんを亡くし、男で一つで娘さんを育てているジャーナリストも登場しました。

この作品は「」としてそいう部分もえがいていますが、「」として「母親」としての心情を深く描いている作品でもあります。

特に田宮 良子は、人間よりもよほど人間らしい「母親」になります。本当に自分の命を捨ててまで自分の子供を守れる!と絶対に言い切れる人は、「」の中においてもどれだけいることでしょう。

母性」とはなかなかに強いものです。「父性」もなかなかに強いものです。
しかしながら最近の子供の車内放置や虐待などのニュースをみていると、「人」の方がよほど「化け物」に思えてしまうのです。

人間は時に自分自身より大切な他者をもつ」「そしてそれを奪われたときの怒りと憎しみは、彼らを狂気へと導く」これも田宮 良子の言葉ですが、どうなんでしょう。

今の世の中においては、本当に個人差がある部分になってしまっているのが現状かもしれません。

最後に

私はそれほど学がないので、この作品をみることによって他にもたくさん感じることはあるものの、言葉や文字で表現することがなかなか難しいです。

」視点で中心に物事を考える登場人物が少なめである分、「」がどういうものであるかを考えさせられる作品です。

答えは意外と単純であり、それでいて全くわからないものでもあります。おそらく私自身にも、「」ってなんだ?とは一生わからないんでしょうね。

…とここまで私の感想文となりましたが、率直な話、「難しい」です。考えれば考えるほど作品の本質さえわからなくなってしまいます。

映画の描写についてはなかなか残酷だとは思います。苦手な人はNGです。でも内容はなかなか原作が比較的よく伝わってくる作品になっていると感じられます。

気になる方は是非、一度ご覧になってみて、自分なりの答えを見つけてみてください。

ただ、冒頭からのびっくりなシーンには、ホラーが苦手な方には要注意です

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コメント

  1. ぴよ太郎 より:

    うーん、すごくわかりやすく、うんうんそうそう、それが言いたかったんだ!
    って記事を楽しく読めました。
    狂気に導かれないように嫁と子供を大切に生きていきます笑

    • 管理人 より:

      コメントありがとうございます。ご意見いただけまして嬉しいです。
      「人間」ってなんとも言えない難しい部分ありますよね。同じ人間のはずなのに、全く理解できないこともよくあります。
      本当に難しいです。

      これからも見た映画やニュースなどをみて感じたこと・気になって調べたことなどを書いていきたいと思っておりますので、またお時間ございます時にでも読んで頂けましたら幸いです。