夢ってどうしてみるの?/夢を見る日と見ない日の違い

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皆さんは「」ってよく見ますか?私は結構よく見ます。内容としてはかなり現実的である場合もありますが、全く後から考えても意味がわからないこともあります。

また途中で夢であると気が付くこともありますが、起きる直前まで気が付かないこともあります。

とても悲しい夢を見たときには現実にも泣いていることもありますが、子供のころの方がそういったことは多かったように思います。

なんとなく不思議なイメージのある「」ですが、今日はそんな」について考えてみたいと思います

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そもそもどうして「夢」を見る?

そもそも人はどうして夢をみるのでしょうか。小さな子供を見ているとわかりやすい部分がありますが、「起きているときに印象に残る経験をしたとき」夢にもそれを見ているような傾向にあるように感じられます。

例えば昼間に犬などにほえられたという経験をしたとして、それが恐怖などとして強烈に印象に残ったとき、その後起きている間はある程度忘れてしまっていたとしても、眠っているときにそのい記憶の引き出しが開き、「」といしてみるといった感覚です。

とても怖い思いをしたときや、非常に楽しいことをしたとき、うれしい経験をしたときなど、自分の中で印象に残る経験をしているであろう日には、子供はよく夢をみている気がしますし、自分自身が子供であったときにもそうであったように感じられます。

怖い映画や怖い話を聞いた夜には、「」に出てきてしまうよ!ともよく昔は言われたものですが、それは実際にある話であると考えられるのです。

つまるところは「」というものは人の「記憶」の集合体であるということになります。今までの経験などの中から、自分が見聞きしたりしたことがランダムにつなぎ合わさっているものが「」であるということなのです。

子供の時代には毎日毎日新鮮なことが起こったりしますから、この記憶の引き出しが頻繁に開け閉めされているのかもしれません。

日本睡眠学会理事で江戸川大学社会学部人間心理学科教授の福田一彦さんという方は、こういった風に説明をしてくれています。

脳にしまわれている過去の記憶の中からたまたま表れ出てきたものが結びつき、ストーリー化されて夢となる。数ある記憶の中からどれが掘り起こされるかは、その時々の精神状態やストレスなどの影響を受けることもありますが、ほとんどの場合はランダムです。昨日の記憶と5年前の記憶が突然結びつくことだってあります」とのこと。

一見してなんの関連性もないように思われるような記憶であっても、いくつかの記憶の引き出しがあいて出てくることによって、脳が適当にその物事を秩序つけて理解し、結び合わせてつじつまが合うように処理している。その結果が夢の中のストーリーになるという風に考えることができますね。

福田さんは「ですから、夢の内容を気にしたり、意味づけをしたりして、一喜一憂する必要はないのです」とも言っています。

しかしながら悪夢などをみることに関しては、こうも言っておられます。

何かに追いかけられたり、襲われそうになったりして夢の中で怖い思いをするのは、決して珍しいことではありません。実は、夢の内容は基本的に悪夢が多いのです。夢を見ているときは、情動に関わる脳の扁桃(へんとう)体という部位が興奮しています。この扁桃体は、喜びなどのポジティブな刺激でも興奮しますが、やはり圧倒的に多いのは不安や恐怖などのネガティブな刺激による興奮。その強烈な情動体験によって生まれる夢が、まさに悪夢なのです

この方によると、そもそもの話「」を連日のように多くみること自体、健康的な眠りであるとはいえないとのこと。単純に複数回夢をみることによって、確率的に悪夢をみてしまう可能性も高まってしまいます。「」を見ているということは、中途覚醒することも増えるということになるので、なかなか体も休まらないような気がしますよね。

悪夢」については、それだけでいろいろ考えられそうなので、また後々に詳しく考えてみることにして、次に「夢を見る日と見ない日の違い」について考えてみます。

夢を見る日と見ない日の違いはどこにあるか?

夢をよく見る日が続くときもあれば、全く見ない日が続くこともあるでしょう。大人になってそれほど「」をみなくなったという話を聞いたこともありますが、私は今でもほぼ毎日のようになにかしら夢を見ています。

その差はどこにあるのでしょう。

脳の活動という面で考えてみると、寝ているという状態は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という2種類に分かれるそうです。簡単にいうと「レム睡眠」は「脳は起きているが身体は眠っている」状態であり、「ノンレム睡眠」は「脳は寝ているが、感覚器官や筋肉とはつながっている状態」とのこと。

一般的には「レム睡眠」のときには眼球がさかんに動いており、脳の中での情報処理のようなことが行われているため、「」を見やすいと考えられています「ノンレム睡眠」のときにも「」をみることはあるようです。しかし「レム睡眠」のときほどではない程度であり、感覚器官とはつながっているために弱い刺激でもすぐに目を覚ましてしまうらしいです。この「ノンレム睡眠」のときに脳内の配線の整理のようなことがおこなわれているとのこと。

それは誰にでも起きていることなので、「夢を見る日」「見ない日」の違いなのではなく、単に「夢を覚えている日」「忘れてしまっている日」の違いのようです。

過去の研究結果から、「(しっかりと睡眠をとることができる環境である)自分の布団以外の、途中で目を覚ますような睡眠環境である場合に、夢を覚えている確率が高い」という話があるようです。

言われてみれば私は普段パソコンなどをしながら布団ではないところで寝てしまっていることが多いため、途中で何度も目が覚めます。夢を覚えている(よく見る)と感じるのはそのせいかもしれません。

また「ホルモン」の量の違いであるといった話もあります。「メラトニン」というホルモンが多い人は、少ない人と比べると多く夢を見ることになり、睡眠も深いのだそう。サプリメントなどもあるようですが、過剰摂取すると逆に睡眠障害を起こす可能性もある物質のようです。

不妊治療のために使用されることもある「メラトニン」という物質ですが、必須アミノ酸のトリプトファンというものがもとになって作られるホルモンのようです。

食品から摂取することを考えた場合、多く含まれている順にいくつかあげてみます。全て可食部100gあたりに含まれている量として想定されているものです。

ケール(幼葉)…4302ng
オーツ麦…180ng
スイートコーン…137ng
…101ng
カイワレ大根…86ng
バナナ…46ng

これらの食品に比較的多く含まれているようです。ケールはそのままだと食べにくそうですし、なかなかそれ自体が手に入りにくいような気もしますが、コーンやバナナであれば食事に気軽に取り入れることができそうですよね。

メラトニンが含まれている食品を上記にあげてみましたが、メラトニンをつくるための元になる必須アミノ酸のトリプトファンという物質を摂取することによって、メラトニンを増やすという方法も考えることができます。

次にこの「トリプトファン」が多く含まれている食品をいくつかあげてみます。同じようにすべて100g中に含まれているという想定の量となっています。

削り節…1000mg
たたみいわし…870mg
するめ…590mg
煮干し…490mg
エメンタールチーズ…410mg
車麩…350mg
練りゴマ…350mg

こちらは工夫することによって食事に取り入れることができそうなものが多いです。特にゴマなどは毎日少しずつ摂取していきやすい食べ物ですね。100gとなるとゴマはなかなか食べづらいような気がしますが、ペーストであればパンに塗るなどしてある程度の量が食べられそうです。

チーズは100gとなるとなかなかの塊になり、今度はカロリーが気になるところですが、削り節やするめはおつまみなどとして考えると食べやすそうです。肉や魚にも比較的豊富に含まれている物質のようなので、睡眠の質の改善をしたい場合には、積極的に摂取していくと良いのではないでしょうか。

またこの「トリプトファン」を摂取する時間帯は、「朝食時」が特に有効であるといわれているそうです。どちらの物質をふくんでいる食品も、朝食として摂取しやすいメニューになりそうなものが多いので、サプリメントもお手軽ではありますが、まずは食事を見直してみることも有効な手段といます。

「夢を見る日と見ない日」の違いは睡眠の質にも通じる

こうして考えていくと、食事内容の改善によって睡眠の質を改善することができれば、中途覚醒などを少なくすることができる可能性があります。また睡眠をとることになる環境(私のようにイスで寝たりするようなことはNGでしょう)をしっかりと睡眠をとるべきスタイルに改善することも大切です。

気持ちいい布団は気持ちよく眠れるような気がします。おそらくはその通りです。

食生活と生活習慣の部分を見直していくことによって、質の良い睡眠をとることにつながれば、「夢をみる日(夢を覚えている日)」の回数を減らしていくことにも繋がっていくことになり、確率的に「悪夢」みてしまうことも減っていくことが考えられます。そうなるとよりストレスが改善していく可能性もあり、ストレスなどの面からも「悪夢」の可能性が減り…と良い面がたくさん出てくる可能性が高まります。

だからといって神経質に考えすぎてしまうと、それがストレスになってしまう可能性もありますので注意が必要ですが、できる範囲で生活を見直し、改善していくことによって健康的な睡眠ライフを送ることができるようになるでしょう。

バナナ…苦手だなぁ… 座椅子で寝てしまうなぁ…。いわし…にゴマ… 苦手だなぁ…。だからほとんど毎日夢をみるんでしょうね。私は。自分で理由がわかって少しスッキリしました!

〈関連〉悪夢を見てしまうときと場合/悪夢をみないようにする方法とは

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